学生による研究室紹介、2回目は授業開発分野 松本真実さんです。
○授業開発研究室はどんな研究室ですか?
私たちは地域・学校や教育とかかわりながら、授業の開発を目指す分野、「授業開発分野 教育内容・方法」です。
私たちの研究室は、学生と先生方同士の「つながり」、学生同士の「つながり」がとても強いです。特に学生同士は、「横」=同学年のつながりだけでなく、「たて」=異学年のつながりも強いことが、私たちの研究室の良さであると思います。これは、研究室の「活動」を経て築かれていくものであり、私たちは「活動」や研究室の中の「講義」も大切にしています。
学生の人数は1年生から大学院生まで総勢60名で、そんな私たちを支えてくださっている先生方は4人いらっしゃいます。60名と聞くととても多く感じると思いますが、毎年たくさんの行事の中で、いろいろな人と関わることができます。
○研究室では、どんな行事・活動がありますか?
私たちの研究室では1年間を通して様々な活動があります。主にそれらは「道東」地域を中心に行われ、活動によっては「札幌」や「海外」へといく学生もいます。
今回はその全体像を紹介します。
①:子どもとかかわる(1週間の、学生仲間の宿泊を介して)…学習支援、通学合宿
②:道東の自然とかかわる(北の川探検隊:海・川・森のつながり)
③:外国とかかわる(留学生:バングラディシュ・ラオス・中国)…アラスカ体験実習(隔年)、フィンランド訪問(2013年度)
④:地域とかかわる(へき地小規模複式実習とつなげて)… 地域の運動会への参加
⑤:かかわりをみんなで創る(分担して異学年で創ることから)… 北海道自由が丘学園への訪問
⑥:高校までの「知」を問う(“なぜ”を問うデキルからワカルへ)
⑦:授業開発分野の学習合宿(集団で、個人で)… 6月合宿、12月合宿など
⑧:授業の開発を目指す(Teaching is Learning)…専門講義
○担当の先生方はどんな先生ですか?
倉賀野先生 私たちの研究室を30年見守ってくださっている先生です。ゼミの中では「宇宙論」や「食べ物の起源」をテーマに学生と様々な研究をしています。
廣田先生 「社会科」や「教育制度」を専門としている先生です。今は、学生とともに釧路を題材とした「社会科」の教材作りを行っています。
広重先生 音楽分野、技術分野を専門としている先生です。最近は、ipadを授業の中でどのように使うことができるかということを学生とともに考えています。
境先生 授業開発研究室の大先輩でもあり、本校の生活科の講義を持ってくださっている先生でもあります。理科の魅力、面白さを教わることができます。
○研究室を漢字一言で表すと なんですか?
「繋」 … あくまでも私の考えですが。
○最後に一言
「アクションを起こさないとリアクションはない」と、ある先生からお言葉をいただいたことがあります。私はこの専攻そしてこの「授業開発」研究室に来てそれを実感しました。
何か行動を起こすからこそ見えてくるものはいっぱいあり、吸収できるものがあるのです。ぜひその「アクション」を一発、一緒に大学で起こしてみませんか?夢を持って大学に
入学してくる皆さんを学生一同、楽しみに待っています。残りの期間、高校でしか学べないこともたくさん吸収して、頑張ってくださいね。
授業開発研究室のHP http://hou2.kus.hokkyodai.ac.jp/
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