2014年1月31日金曜日

今泉博先生(教授・副学長)の最終講義が行われました。


 地域学校教育専攻教授で、北海道教育大学副学長(釧路校担当)の今泉博先生が、今年度末で定年退職を迎えるにあたり、最終講義が行われました。



 今泉先生のご意向により、特別プログラムを組まず、通常授業である「教職論」の最終回を最終講義としました。
 講義終了後、学生たちから感謝の思いがこもった花束が贈られました。

 今泉先生は、東京都で30年以上にわたり小学校教師として勤務されました。その実践から得た知見を理論化され、2004年からは北海道教育大学で教員養成に携わってこられました。
 今泉先生の小学校での実践は、数々の書籍を通して紹介されています。

 また、日本テレビ系列(北海道ではSTV)で放送された 「人生が変わる1分間の深イイ話」において、教育評論家の尾木直樹氏(法政大学教授)が、「教育者ベスト3」の1位に今泉先生を挙げ、大きな話題となりました。

 本学教授として、また副学長として教育・研究および大学運営にご尽力された今泉先生に心より御礼を申し上げます。


 【リンク】 今泉先生の著作
 
 【リンク】 尾木直樹氏ブログでの今泉先生紹介








2014年1月30日木曜日

学生・教員の活躍…新聞報道から


 2014.1.30. 北海道新聞「釧路版」より

 2014.2.9.沖縄市で行われる、科学実験ショーの全国大会「科学の鉄人in沖縄」に、地域学校教育専攻の学生が北海道内から唯一参加します。
 参加するのは、授業開発分野の藤堂さん、瀬野さん、打川さんの3名です。
 30分の間、「沖縄の夜空にオーロラを!」というテーマで科学実験を発表します。発表の4組の中から、観客の小中学生の投票により「科学の鉄人」が決められます。

 科学の鉄人in沖縄 HP



 2014.1.29. 釧路新聞 社会面より

 ドラマ「明日、ママがいない」管内関係者も展開注視 というタイトルの記事で 「子ども虐待に詳しい」識者として、地域学校教育専攻の戸田竜也講師のコメントが掲載されています。

 詳細は、釧路新聞をご覧ください。



2014年1月29日水曜日

釧路市こども遊学館でサイエンスショーを行いました

釧路市こども遊学館でサイエンスショーを行いました



   2014年1月25日,26日に釧路市こども遊学館を会場に,北海道教育大学釧路校授業開発分野と琉球大学留学生の学生(2年・3年)、釧路工業高等専門学校科学ボランティアによるサイエンスショーが開催され,2日間でのべ700名の子どもたち、市民がサイエンスショーを楽しみました。本サイエンスショーは,高専は同好会の発表、本校は講義『総合学習研究』の最後の発表会として行っているものです。今年度は,「分光」,「ドライアイス」,「蛍光物質」,「光の反射」,「浮力」,「発電」,「摩擦」,「動物が見ている世界」,「てこの原理」をテーマに身近な「はてな」を,身近な材料を使った科学実験や観察などショー形式で子どもたちや大勢の来館者と一緒に楽しみました。



   サイエンスショーは,科学のおもしろさを実験や観察を通して子どもたちにステージでパフォーマンスをしながら、伝えるものです。授業と同じように「教える内容」と「教える技術」が必要です。授業とは違うのは、異年齢の大勢の方々が見ているということです。そのため、内容が伝わらないと,観客はその場を離れ退室します。つまりその場でショーが評価されることになります。半期にわたる講義の中で、全国で行われているサイエンスショーのビデオを分析し、よりよいショーとは何かをイメージしました。その後、伝えたい「テーマ」を決め、どのような観察実験がよいかを検討していきます。また、同時に、観察実験をどの順番に示し、どのようにつないでいくかシナリオを検討します。また、どのようなパフォーマンスをすることで、より興味関心を高めて理解してもらうかを検討します。途中で、いくつもの観察実験をやめ、シナリオを変えるなど、紆余曲折がありましたが、高専と合わせて12本のサイエンスショーを実施し、多くの観客から大きな拍手と、「わかった」「おもしろかった」という感想をもらっていました。 釧路校授業開発分野では『サイエンスコミュニケーション力』そして『授業力』を高める1つの方法としてサイエンスショーに取り組んで6年目になります。卒業生には、サイエンスショーのコンテストで全国優勝する姿、科学館職員となり、実際にサイエンスショーにとりくむ姿、学校教育にサイエンスショーの要素を取り入れる姿も出ています。昨年の「オーロラ」は今年、サイエンスショーの全国大会「第12回科学の鉄人」に書類審査を通過し、2月に出場します。





 【必見!!】サイエンスショーの様子はこちら


卒論提出期限まで…あと2日!


 北海道教育大学の卒業論文の提出締め切りは、1月末日。今年は、1月31日17時までに、事務室学務グループに提出することになっています。

 図書館や学生研究室でパソコンを打つ人、自宅アパートで取り組む人…。学生によって卒論を作成するスタイルはさまざまなです。

 各教員の研究室にも、先週までは繰り返し4年生の出入りがありましたが、ここ数日は少なくなりました。

 最後は、執筆者一人での勝負になります。
 からだを壊さない程度に、それぞれ奮闘してください!!


 
学生研究室でパソコンに向かう4年生

2014年1月27日月曜日

地域学校教育専攻のHPが大幅更新しました!!


 北海道教育大学釧路校 地域学校教育専攻のホームページが大幅に改訂・更新されました。

 特に、「専攻科目一覧」では、具体的な授業内容の紹介ページが追加されました。
 また、「地域学校教育専攻からのメッセージ」では、教員・学生からのメッセージが追加されました。

 ぜひご覧ください!!

 ※以前もご覧になり、古いページしか出てこない方は、「リロード」(アドレスバーの右側をクリック)すると、新しいページを見ることができます。


 地域学校教育専攻のホームページは  こちら


 


2014年1月25日土曜日

東日本大震災において被災した北海道教育大学入学志願者の入学検定料の返還

東日本大震災において被災した北海道教育大学入学志願者の入学検定料の返還について

  北海道教育大学では,被災者の経済的負担を軽減し,受験生の進学機会の確保を図るために,平成25年度に実施する入学試験においても,次のとおり入学検定料返還の特別措置を講じます。

(1)返還対象となる試験

  1. 平成26年度学部入試(一般入試,自己推薦入試,推薦入試,社会人入試,帰国子女入試,私費外国人留学生入試)
  2. 平成26年度大学院入試(現職教員特別選抜を除く)
  3. 平成26年度編入学試験
  4. 平成26年度養護教諭特別別科入試
(2)対象者
  1. 東日本大震災における災害救助法が適用されている地域で被災した志願者で,以下のいずれかに該当する方
    1. 主たる家計支持者が所有する自宅家屋が全壊,大規模半壊,半壊,流失した場合
    2. 主たる家計支持者が死亡又は行方不明の場合
  2. 居住地が福島第一原子力発電所事故により,帰還困難区域,居住制限区域及び避難指示解除準備区域に指定された方
(3)申請方法
    申請は次の方法になります。必要書類をご確認のうえ,申請期間中に北海道教育大学学務部入試課へ郵送又は持参してください。
    なお,検定料は,出願後の申請により返還しますので,出願の際には,必ず検定料の支払いが必要となります。


    詳細は こちら  をご覧ください。

2014年1月24日金曜日

学生による研究室紹介③【臨床教育学研究室】


 今回は、臨床教育学研究室3年、新沼美奈子さん(岩手県出身)に研究室の紹介をしていただきました。


●教育基礎分野、臨床教育学研究室とはどんな研究室ですか?

  社会教育、へき地教育、特別支援教育を専門とする先生方のもと、教育を様々な視点からとらえたり、子ども理解から教育を考えていくのが臨床教育学室研究室の特徴です。自分の興味しだいで、どんなことも学ぶことができます。
 

●研究室ではどんな活動がありますか?

  わたしたちの研究室では、室生同士の交流を大切にしており、春と冬に合宿をしたり、春はお花見、冬はワカサギ釣りに行くなど、たくさんの行事があります。また、へき地の小学校の運動会に参加したりと、子どもはもちろん、地域の方々と交流することも多いです。


●担当の先生はどんな先生ですか?
 
玉井先生 学生と共にとたくさん活動をしてくださる素敵な先生です!

二宮先生 学生との関わりを大切してくれる素敵な先生です!

川前先生 とても優しく、わたしたち学生を見守ってくれる素敵な先生です!


 


●研究室の活動で特に印象に残っていることは何ですか?

   大学祭の前に、夜遅くまで大学に残り、みんなで準備を頑張ったことです。本番、たくさんのお客さんが来て下さり、とても嬉しかったです。


●研究室を漢字一文字で表すとなんですか?
 
  彩
 
 理由→室生一人一人に色があり、色彩が豊かだから。
 

●受験生の皆さんにメッセージをお願いします

  地域学校教育専攻では、子どもたちと関わる機会がたくさんあり、実践力を養えると思います。そして、きっと素敵な先生方や、仲間とも出会えると思います。受験生のみなさん、受験勉強は辛いと思いますが、最後まで頑張ってください。釧路校で待っています。
 
 
 
臨床教育学研究室HPはこちら http://gaku.kus.hokkyodai.ac.jp/

 

2014年1月21日火曜日

学生による研究室紹介②【授業開発分野】


学生による研究室紹介、2回目は授業開発分野 松本真実さんです。

○授業開発研究室はどんな研究室ですか?

 私たちは地域・学校や教育とかかわりながら、授業の開発を目指す分野、「授業開発分野  教育内容・方法」です。
 私たちの研究室は、学生と先生方同士の「つながり」、学生同士の「つながり」がとても強いです。特に学生同士は、「横」=同学年のつながりだけでなく、「たて」=異学年のつながりも強いことが、私たちの研究室の良さであると思います。これは、研究室の「活動」を経て築かれていくものであり、私たちは「活動」や研究室の中の「講義」も大切にしています。
 学生の人数は1年生から大学院生まで総勢60名で、そんな私たちを支えてくださっている先生方は4人いらっしゃいます。60名と聞くととても多く感じると思いますが、毎年たくさんの行事の中で、いろいろな人と関わることができます。

○研究室では、どんな行事・活動がありますか?
 私たちの研究室では1年間を通して様々な活動があります。主にそれらは「道東」地域を中心に行われ、活動によっては「札幌」や「海外」へといく学生もいます。
 今回はその全体像を紹介します。

①:子どもとかかわる(1週間の、学生仲間の宿泊を介して)…学習支援、通学合宿
②:道東の自然とかかわる(北の川探検隊:海・川・森のつながり)  
③:外国とかかわる(留学生:バングラディシュ・ラオス・中国)…アラスカ体験実習(隔年)、フィンランド訪問(2013年度)
④:地域とかかわる(へき地小規模複式実習とつなげて)… 地域の運動会への参加
⑤:かかわりをみんなで創る(分担して異学年で創ることから)… 北海道自由が丘学園への訪問
⑥:高校までの「知」を問う(“なぜ”を問うデキルからワカルへ)




⑦:授業開発分野の学習合宿(集団で、個人で)… 6月合宿、12月合宿など
⑧:授業の開発を目指す(Teaching is Learning)…専門講義

○担当の先生方はどんな先生ですか?
 倉賀野先生 私たちの研究室を30年見守ってくださっている先生です。ゼミの中では「宇宙論」や「食べ物の起源」をテーマに学生と様々な研究をしています。

 廣田先生 「社会科」や「教育制度」を専門としている先生です。今は、学生とともに釧路を題材とした「社会科」の教材作りを行っています。

 広重先生 音楽分野、技術分野を専門としている先生です。最近は、ipadを授業の中でどのように使うことができるかということを学生とともに考えています。

 境先生 授業開発研究室の大先輩でもあり、本校の生活科の講義を持ってくださっている先生でもあります。理科の魅力、面白さを教わることができます。


○研究室を漢字一言で表すと なんですか?

「繋」 … あくまでも私の考えですが。

○最後に一言

「アクションを起こさないとリアクションはない」と、ある先生からお言葉をいただいたことがあります。私はこの専攻そしてこの「授業開発」研究室に来てそれを実感しました。

何か行動を起こすからこそ見えてくるものはいっぱいあり、吸収できるものがあるのです。ぜひその「アクション」を一発、一緒に大学で起こしてみませんか?夢を持って大学に

入学してくる皆さんを学生一同、楽しみに待っています。残りの期間、高校でしか学べないこともたくさん吸収して、頑張ってくださいね。

  授業開発研究室のHP  http://hou2.kus.hokkyodai.ac.jp/


 
 
 

学生による研究室紹介①【学校教育学研究室】

 在学生にインタビューをして、各研究室の紹介をしてもらいます。
 その第1回目は、教育基礎分野・学校教育学研究室です。
 紹介してくれるのは、3年の阿部結納さんです。


○学校教育学研究室は、どんな研究室ですか?

 学級経営や特別支援教育分野の専門の先生方が、親身になって学生の学びをサポートして下さる研究室です。
 また、先輩・後輩問わず、夏は外で焼き肉をしたり、秋には焼き芋をしたり、ご飯を食べに行ったりなど、とても楽しい学生生活を送っています。



○研究室では、どんな行事・活動がありますか?

 新入生歓迎会に始まり、朝野球大会、大学祭、第一専攻運動会など、先輩方と交流できる行事がたくさんあります。
 また、希望する学生については、特別支援教育や幼児教育、へき地教育等に関わるボランティアをすることもできます。


○担当の先生方はどんな先生ですか?

 木戸口先生は、学生の自主性を重視した指導をして下さいます。
 戸田先生は、学生の話に耳を傾けてくれ、共に最善の方法を考え尽力して下さいます。


○特に印象に残っている研究室でのエピソードはなんですか?

 5月頃、大学近くの公園でお花見をしながらバーベキューをします。釧路は桜が遅いので、暖かい日差しの中、桜の下で食べる焼き肉は最高です。さらに、研究室の先生方や学生同士で交流もでき、毎年皆が楽しみにしている活動です。


○研究室を漢字一文字で表現すると、どんな字ですか? そしてその漢字になった理由はなんですか?
 「学」です。
 自ら学びたいことを見つけ、自ら学ぼうとする姿勢を大事にしている研究室です。


○地域学校教育専攻を受験しようとしている高校生に一言メッセージをお願いします。

 自分の学びたいことについて、全力でサポートして下さる先生方や先輩と一緒に学ぶことのできる、魅力ある専攻だと思います。
 来春、みなさんと一緒に学べることを楽しみにしています。
 
研究室の追いコン(阿寒湖温泉)
 
 
教育基礎分野HPもご覧ください。   http://gaku.kus.hokkyodai.ac.jp/
 
 
 
 

2014年1月17日金曜日

全国の受験生にエールを送ります!!


  明日からの2日間、全国各地で大学入試センター試験が実施されます。
  本学、北海道教育大学釧路校も会場の一つであり、私たち教職員も緊張感を持ちながら、準備にあたっています。

  地域によっては、前日である17日からセンター試験会場の地域に移動・宿泊しなければならない受験生もいると思います。釧路校で受験する受験生の中にも、そのような方たちが多数おります。どうかお気をつけて。
  
  

  全国のすべての受験生に対して、エールを送ります!
  どうかこの2日間、体調を崩さずにご奮闘ください。

  笑顔の花が開きますように…



2014年1月16日木曜日

大学入試センター試験を北海道教育大学で受験される方へ

大学入試センター試験を北海道教育大学で受験される方へ
 平成26年1月18日(土)・19日(日)に行われる大学入試センター試験 北海道教育大学試験場(全5会場)にかかる実施状況は、こちらのページでお知らせします。
 こちら


北海道新聞より 「釧路市街 積雪ゼロ」


 2014年11月16日、北海道新聞「釧路版」には、「釧路、根室管内では今冬、記録的な少雪が続いている。(中略)釧路市街地の14日現在の積雪はゼロ。雪の少ない釧路でもこの時期、過去5年平均で15.6センチの積雪があり、今冬の少雪は記録的だ」と記されています。

 この雪の少なさは、生活面においては快適ですが、冬のイべントなどは規模の縮小を余儀なくされるとのこと。
 また、釧路・根室管内の多くの小学校では、この時期は学校のグランドに教職員や保護者が協力してスケートリンクをつくりますが、この冬はスケートリンクがつくれず、体育の授業でスケートができない状況があります。
 保育園・幼稚園においても、例年ならばできる「ソリすべり」ができないとのことでした。

 雪は、多くても困る。少なくても困る…。自然との向き合い方をあらためて考えさせられる日々です。



 昨年末には、雪だるまがあった大学の中庭も、いまはご覧の通り。芝生が見えています。

 

2014年1月15日水曜日

釧路校HP 受験生応援特設サイトの開設!


 北海道教育大学釧路校のHPでは、「受験生応援特設サイト」を開設しました。
 釧路校を知っていただくための情報がたくさん詰まっています。
 釧路校の受験を少しでも考えている方は、ぜひご覧ください。

 以下のURLにアクセスしていただくか、釧路校HPのトップからお入りください。

 「受験生応援特設サイト」
 http://www.kus.hokkyodai.ac.jp/tokusetu2014/index.html

 
http://www.kus.hokkyodai.ac.jp/tokusetu2014/index.html
 
 このブログは、北海道教育大学釧路校 地域学校教育専攻 の教員が運営しています。
 地域学校教育専攻のHPもぜひご覧ください。 →専攻HPは こちら をクリック
 
 
 

2014年1月14日火曜日

間もなく論文の締め切りです!!


 この1月は、学生たちも忙しい毎日です。

 学部4年生は、卒業論文の提出締め切りが1月31日です。今は、最後の追い込みの時期というところでしょうか。図書館で文献の確認をしたり、各教員の研究室を訪ねて文章の確認をしてもらったり…。教員から見て、「からだを壊さなければいいが…」と思うくらい、夜遅くまで一所懸命に取り組んでいます。
 また、大学院2年生は、修士論文の提出締め切りがそれよりも1週間早く、1月24日になっています。

 その他の学年はというと、1月末から2月の第1週にかけて、後期授業の最終週となり、そこでは試験が実施されます。高校まででいうところの、「期末試験」と似たようなものでしょうか。
 この試験の成績が基準に達しなければ、単位を修得することができず、これまで受けてきた授業を再度取り直さなければなりません(再履修)。学生たちも試験に向けて一所懸命です。

 以下は、過去に教育基礎グループで発表された卒業論文のタイトルです。
 学生の興味・関心にあわせ、多様な研究をすることができのが、地域学校教育専攻の特色です。 

○明日を生きたいと思える今日を生きる ~教師が元気な心と体で生きるために~
○なぜスポーツ界で怒らない指導者が活躍しているのか? ~子どもの主体性を育む「怒らない中心の指導」効果の検証~
○生きづらさを抱える子どもたち 「ほめる」と「よい子」について考える
○魅力ある絵本との出会いが子どもを変える ~想像が膨らむ読み語りを目指して~
○嫌になることこそ笑いがある ~笑いから見える新しい概念の発掘~
○子どもの学力と教師の質の向上 ~秋田県の取り組みに学ぶ~
○いじめから見る教育環境の実態 ~隠したがる学校に対するアンチテーゼ~
○子どもたちの自己肯定感を取り戻すために ~学校で必要な取り組み~
○「話す・きく」のコミュニケーション ~伝え合うことでよりよい人間関係を目指してのメソッド~
○基本的生活習慣を育むための学校の役割とは ~自己の可能性を広げるために学校ができることを考える~
○No Dance No Life ~I cannot stick to anything, but …~


2014年1月7日火曜日

釧民教(せんみんきょう)標茶集会で専攻教員が共同研究者を務めます

 釧路民間教育研究団体連絡協議会(釧民教・せんみんきょう) 第102回標茶集会において、地域学校教育専攻の5名の教員が分科会・共同研究者を務めます。
 当日参加も可能です。ぜひ、ご参加ください。 

 日    時  2014年1月11日(土)12時~1月12日(日)11時半
 会  場  標茶町 茅沼いこいの家
 参加費  現職教員2,500円、一般1,000円、学生500円 



 【専攻教員が共同研究者を務める分科会】
 1 国語       今泉 博   教授
 2 社会       廣田 健 准教授
 3 理科&技術   境 智洋 准教授
 5 特別支援教育 小渕隆司 准教授、 戸田竜也講師
    

          

2014年1月6日月曜日

特色ある授業の紹介 「現代社会と教育」

 大学は今日から新年の授業がスタートしました。
 月曜・1講目は、教養科目「現代社会と教育」が主に1年生を対象として開講されています。
 この科目は、地域学校教育専攻の木戸口正宏先生をコーディネーターに、地域学校教育専攻
の教員を中心としてオムニバス(リレー形式)で行われています。

 授業の概要は次のとおりです。

講義テーマ:子ども・若者・大人の「生きづらさ」と、それを乗り越えていくための模索

 「生きづらい」とされる今日の日本社会を、私たちはどのように生きていくか。生きづらさを乗り越えるための「学び」を本講では模索したい。また、講師・受講者とも、同時代を生きる青年・大人として、ともに学び合う講義・演習としたい。
 内容は、特に青年期以降(大学生以降)の人々の生活と社会の関係を取り上げ、受講生一人ひとりが主権者としての自身のあり方を問い直すものとしたい。
 本講は、木戸口をコーディネーターとし、伊田勝憲、小渕隆司、添田祥史、戸田竜也、廣田健の専任教員のほか、外部講師にも講義を担当していただく予定である。 


1、オリエンテーション(木戸口) 10/7

 【総論】
2、青年の「生きづらさ」と社会(木戸口)  10/15
3、労働の権利と労働者①(廣田)  10/21
4、労働の権利と労働者②(廣田)  10/28
5、教師のうつとバーンアウト(伊田)  11/6
6、生きることと社会福祉(戸田)  11/11

【産むこと、育てること、多様な生き方を模索すること】
7、親になること(小渕)  11/18
8、学びつづけるということ(添田)  11/25
9、産むこと、育てること(講師依頼中)  12/2

【主権者として生きる】
10、異議を申し立てること、抗うこと(廣田)   12/9
11、シンポジウム「青年期を生きる」 12/16  登壇者 廣田、小渕、木戸口

12 、子どもと青年の貧困 (木戸口) 1/6
13、まとめその1 1/20
14、まとめその2 1/27

2014年1月5日日曜日

2014年もよろしくお願いします!


 釧路は雪模様から新年が始まりました。

 北海道教育大学を日頃から応援し、ご協力いただいております皆さん。受験生、在学生の皆さん。本年2014年もよろしくお願いいたします。
 
 日々、刻々と変化する社会情勢の中で、子どもにかかわる福祉や教育に対しても、新たな視点が取り入れられ、大きな変更を余儀なくされることが多々あります。
 そのよう中でも、やはり根本は「子どもの最善の利益」(子どもの権利条約第3条)がきちんと保障される社会が目指され、つくられなければならないと考えます。ここを忘れず、日々の物事と向き合っていかなければならないと思います。

 私たちもそのような社会づくりに貢献できるよう、日々精進したいと思います。
 引き続き、皆さまのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

 2014年1月
   北海道教育大学釧路校 地域学校教育専攻