北海道教育大学釧路校では、地域学校教育専攻の二宮准教授・小渕准教授・戸田講師らが中心となって、学生30名とともに児童養護施設での学習・レクリェーション支援活動を行っています。
この活動は、2006年から始められました。学生にとっては、カリキュラム外の取り組みであり、参加しても単位の修得にはなりませんが、毎回積極的に参加しています。
2012年度の実績
【活動期間と回数】 毎週水曜日18:15~19:15の1時間。年間22回の訪問。
【対象児童生徒】 児童養護施設で生活する小学生全員と中学生の希望者。小学生26名、中学生は平均して8名が参加した。
【参加学生】 教育大釧路校学生に対して、幅広く参加を呼び掛け32名の登録があった。学生は、教育実習等の特別な事情を除き、毎回参加を原則としている。担当する児童を決め(一部、複数担当)、1年間を通してかかわりを持つ。
●レクリェーションでは…「こおりおに」や「だるまさんがころんだ」、「ドッヂボール」などの集団あそびの他、個別に「縄跳び」や「フリスビー」など、子どもたちから希望を聞きながら、学生が企画しています。
●学習では…学校から出される宿題に取り組むとともに、学生が作成したプリント、集団で行う教材などに取り組みます。中学生は、高校受験対策なども行っています。
※児童養護施設とは…虐待その他の理由で保護者と生活できない幼児から高校生までが入所し生活する施設。この施設を「家のかわり」として、この施設から毎日学校に通っています。
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